三線が伝統的工芸品に指定

沖縄県の伝統的な楽器、三線が平成30年11月7日付で「伝統的工芸品」に指定されることになりました。沖縄県内では17件目の指定です。伝統的工芸品に指定されるには以下の要件を満たしていなければなりません。

  1. 主として日常生活で使用する工芸品であること。
  2. 製造工程のうち、製品の持ち味に大きな影響を与える部分は、手作業が中心であること。
  3. 100年以上の歴史を有し、今日まで継続している伝統的な技術・技法により製造されるものであること。
  4. 主たる原材料が原則として100年以上継続的に使用されていること。
  5. 一定の地域で当該工芸品を製造する事業者がある程度の規模を保ち、地域産業として成立していること。

 

他の16品と比べても、三線は知名度も全国区で伝統的工芸品にふさわしく、「何でいままで指定されていなかったの?」という声もいただきますが、原材料(ニシキヘビの皮など)をほとんど海外からの輸入に頼っていることが、「4」の条件に合致するかどうか、でネックとなっていました。

ところで今月11月は伝統的工芸品月間です。(指定は伝統的工芸品月間に合わせたもの)。ということで、伝統的工芸品を所管する経済産業省(文化庁ではないことに注意!)による様々なイベントが企画されていますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。

11月は伝統的工芸品月間です (METI/経済産業省)
経済産業省は、伝統的工芸品の魅力をより積極的に国内外へ発信していくために、昭和59年から11月を「伝統的工芸品月間」と定め、全国各地において普及啓発事業を行っております。

 

また、沖縄観光のお土産として人気の「琉球ガラス」は、実は戦後に占領軍の捨てたコーラのガラス瓶などを材料に広がった商品ですので、指定されるまでにはあと数十年待たなければなりません。

 

かニャつぐ
かニャつぐ

今回の指定を機に、日本全国で多くの方が三線文化に触れていただけることを期待します。

※これまでの指定品目は次のページ(経済産業省)に紹介されています。

http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/nichiyo-densan/pdf/171130.pdf

沖縄
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