3月11日に

東日本大震災から10年、そして結婚から9年。

あらためてお亡くなりになられた方々に哀悼の誠を捧げるとともに、ご遺族、お怪我をされた皆様、今なお避難生活を余儀なくされている方々にお見舞いを申し上げます。

今、私自身は東北とは遠く離れた地で政治活動をしておりますが、念願かなった暁には、東北復興の一助となるべく何ができるのか、あらゆる選択肢を検討してゆきたいと決意しております。

先日、気仙沼が地元の小野寺五典先生に、「新婚旅行は気仙沼に行きましたよ」と伝えたら、大変驚かれていた。新婚旅行で気仙沼を選ぶカップルなどよほど稀なのだと思います。

新婚旅行では、岩手県の一関、宮城県の気仙沼、仙台、そして妻の母方の実家(福島県飯舘村から避難先の飯坂温泉)を1週間で周りました。

今日、街宣車で流したテープには、震災の日であること、鎮魂の思い、自治体首長の使命、そして復興に向けて私たちができることを一緒に考えましょうと訴えました。昨夜から、今日という日にいつもと同じテープでいいのか、と悩んだ末、今朝、街宣車陣が出発する寸前に録音し、差し替えました。ボランティアスタッフさんによると、これまで以上に町で耳を傾けてくれた方が多かったとのこと。皆さん、様々な思いをこの日に持ってらっしゃるのだろうと思います。

東北、福島の復興は道半ば。全国で考えなければならない問題が、残されています。