追悼

凶弾に斃れられた安倍元総理に心から哀悼の誠を捧げますとともに、これまでの比類なき功績にあらためて敬意を表します。選挙戦のさなかに政治家の命を奪う今回の蛮行は民主主義に対する挑戦であり、断固非難するとともに、憎悪の連鎖に陥ることなく粛々と民主主義を擁護推進することこそがそうした挑戦への最も頑強な抵抗であるとの信念を持たねばなりません。

安倍総理が在任歴代最長となられた日にたまたま官邸に随行する機会がありましたが、その折に総理は「最長と言っても前回の最長が誰か、誰も知らない。要は何を残すかが大事だ。」という趣旨のことをおっしゃっていて、まだまだやりたいことがあられるのだろうなと受け止めました。ゆえに大変な無念であったろうと存じます。

これまでは、安倍総理の背中についていけばいい与党、安倍総理を批判していればいい野党、と与野党ともに安倍総理を中心に、ともすれば結局は安倍総理一人に孤独な決断の責任を負わせてきた10年だったと思います。これからまさに、一人ひとりの政治家が、安倍総理亡き今、自立をして、それぞれの国家観と責任感を確立し、国民を導いていかねばならないのだろうと思いますし、そのような政治家に皆さまが成長されることを一市井民として期待します。